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株価チャートはどうやって見るの?

過去の株価の動きを見ることで、相場のパターンや傾向を知ることができます。その日(または週・月・年)の値動きを表した「ローソク足」を使った株価チャートが一般的です。

■株価チャート

1本のローソク足は四本値(よんほんね)、つまり始値高値安値終値を表しています。株価チャートにはいくつか種類があり、1日の値動きを四本値で表したものを日足(ひあし)、1週間の値動きを四本値で表したものを週足(しゅうあし)と呼びます。週足の場合の始値は週の最初に付いた値段、終値は週の最終日の最後に付いた値段になります。同様の考え方で月足(つきあし)、年足(ねんあし)を表すこともできます。最もよく使われるのは週足です。ローソク足の形を見ることで、そのときの株価の動きを判断できます。

終値が始値より高い場合、枠内は白くなり、「陽線」とよび、終値が始値より低い場合、枠内を黒く塗りつぶした「陰線」が使われます。したがって、株価が上昇しているときは陽線が多く、下降しているときは陰線が多くなります。始値と終値が同じ場合は横線1本で表します。この高・安の線をヒゲと呼びます。始値あるいは終値が、高値あるいは安値と同じ場合はヒゲを付けません。

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日本証券業協会 普及推進部 担当者

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