生徒の感想
○マネープランゲームを通して
- 20代のときに貯蓄をしていなかったので、30代で家を買いたくても買えなかった。20代から貯蓄をするようにしたい。
- 満足のいく選択ができた。お金の使い方を気をつけなければ、と思いました。貯蓄があるからといって、たくさん使わない方がいいと思いました。
- あまり満足のいく生活をできなかった。収入が少ないので選択が限られてしまった。
- 人生の選択のときに、結婚して子どももいたら、もっと充実した人生を送れていたと思った。
○お金を借りて使い、長時間でお金を返す ～ローンの仕組み～ を通して
- ローンを返すのにも金利がついて元よりも高くなってしまうことがわかった。金利2％といっても、30年後になると万単位のお金になってしまう、ということも分かった。お金を借りるときには慎重にならなければいけない。
- 頭金は多い方がいいとわかった。
先生の感想
マネープランゲームを経験することによって、支出には収入という裏付けがあってはじめて成り立っている、ということを生徒達は実感できたのではないかと思います。また、人生は選択によって支出や収入などが大きく変化するということも、楽しみながら理解することができたようです。人生のやり直しは容易にはいきませんが、ゲームを振り返って「このような選択をすればよかった」と感じた生徒もいたようです。そのような経験から、慎重に人生の選択をする態度が身に付くのだと、私自身も感じることができました。
また、「ローンの仕組み」や「銀行と金融の仕組み」の学習では、中学校の教科書だけでは学ぶことの出来ない、社会を生きる上で大切な知識を身に付けることができたようです。特に、お金との関わりの中で、信用されることが大切だ、と感じることができた生徒がいたことは大きな成果だと思いました。