授業のねらい
- 収入と支出のシミュレーションをすることで、「支出」が「収入」の裏付けがあって初めて成り立つことに気づき、収入と支出のバランスを考えようとする姿勢を身に付ける。
- 社会で生きていくためには、様々なお金の使い方を知ることが必要であることに気づく。
授業者のねがい(教材を活用した授業の実際)
本校の生徒の中には、「社会科は暗記科目だ」という固定観念を持つ生徒も少なくなく、苦手意識を持つ生徒もいるようである。そのため、社会的事象の暗記に傾倒することが無いように、社会の成り立ちに気づいたり、自分の意見を相手に伝える力を身に付ける課題に多く取り組んできた。特に公民的分野では、現代の社会的事象への関心を高め、様々な資料を活用し、多面的・多角的に考察する力をつけさせたい。
本時の授業は、経済やお金についての学習の導入である。経済やお金についての学習も知識の丸暗記のみで理解することは難しい。「生活設計・マネープランゲーム」を通して、「気づく」力を育てることで、経済の勉強の土台をつくりたい。