資産運用をする

金融資産は全てが同じ値動きをするわけではなく、値動きの幅（リスク）も異なります。また、国や通貨の違いによっても値動きは異なりますが、そうした値動きやリスクの異なる資産を組み合わせることで価格変動のリスクを軽減することができます。
そして、このような金融資産の組み合わせのことをポートフォリオといいます。どの資産をどのぐらいの割合で保有するかを決めるものです。

ポートフォリオを考えるあたっては、投資について“自分がどの程度リスクを引き受けられるか”を考慮することが大切です。これを「リスク許容度」といいます。

リスク許容度は一人ひとりの事情（収入・資産額、年齢、投資経験、今後のライフイベント等）によって異なりますが、例えば 一般的に収入や資産額は多い方が、年齢は若い方がリスク許容度は高いと考えられます。

また、性格的なものもあります。例えば株価が下がると心配で眠れないといった場合にはリスクを取りすぎないよう注意が必要です。

なお、このポートフォリオの配分は一度決めたらそれで終わりということではなく、自分たちのライフスタイルに合わせて適宜見直していくことが大切になります。