債券市場の特徴
うわー!1億円単位だなんて、個人で買える人はスゴイなぁ。
じつは債券には個人向け国債といって、1万円から買えるものもあるんだよ。
債券市場は、新たに発行される債券を売り出す市場「発行市場」と、すでに発行されている債券を売買する市場「流通市場」の2つに分かれます。
証券取引所で取引される株式とちがって、その売買のほとんどは、証券会社の店頭で行われています。
また、債券市場の参加者の大半は、年金や投資信託などの資産運用を専門に行っている機関投資家や金融機関で、個人の投資家の割合は小さいのが現状です。
その理由は、債券の多くが非常に大きな金額単位(大半が1億円程度)で売買されているからです。
とはいえ、投資信託のような個人で購入できる金融商品や将来受け取る年金にも債券は組み入れられていますので、決して個人と無関係ではありません。
債券の特徴としては、その種類の多さが挙げられます。
債券は発行時期によって返済期限や利率などに違いがあり、別々の債券として扱われます。