マンガで学ぶ!金融経済

金融経済の基礎知識

金融のしくみと役割

3つの経済主体(家計・企業・政府)

なるほど、資金の需要者になったり、逆に供給者になったりしながら、「家計、企業、政府」の3者間で資金は循環しているのね。

ひとつの国の経済では「家計、企業、政府」の3つの経済主体が活躍しています。
家族の生活を維持する経済である「家計」は、家族が働いて得た収入の一部を将来のために貯蓄し、投資しています。
逆に、足りない場合は銀行などの金融機関からお金を借りています。
自動車や家といった、比較的大きな買い物をする際に、よく利用されます。

「企業」は、さまざまな製品をつくるために、工場を建て、人を雇い、機械を買い、原材料や部品を仕入れています。
それに必要な資金(お金)を企業自身で用意することができない場合、不足している資金を金融機関などから借り入れたり、株式や債券を発行して調達します。

「政府」は、公共サービスを提供するための費用を税金でまかなっています。 しかし、税金による収入が不足した場合は、債券(国債など)を発行して資金を調達します。

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