学習指導案等

授業用「マンガで学ぶ!金融経済」活用コーナー

「株式の講座」
指導のポイント

1.コンテンツの目標・狙い

知識及び技能

・株式会社の機能と役割について理解すること。
・株式市場全体の仕組みや株価が変動する理由について理解すること。
・株式投資における売買の流れや資金の流れの概略を描くなどの技能を身に付けること。
・適切な情報源から、実際の株価などに関する情報を収集し、読み取る技能を身に付けること。

思考力・判断力、表現力等

・発行市場と流通市場の役割の違いについて、起業や事業の拡大、上場などから考察すること。
・様々な要因で株価が変動することについて、考察し、表現すること。
・株式投資と預貯金の特徴を比較して考察し、表現すること。

2.指導の前提

・教科書の中で、企業の社会的役割と株式会社について学習し、株式会社の定義はある程度知っていることが前提となります。
・コンテンツ「株式市場とは」は事前に、教科書で「市場」に関する授業を行っておくと、株式市場の特徴が分かり易くなります。
・コンテンツ「株価はなぜ動く」では、教科書で「価格、需要、供給」に関する授業を行っておくと、株価の特徴が分かり易くなります。
・コンテンツ「金融経済の基礎知識」を先に学んでおくと、本コンテンツの学習促進につながります。

3.指導・評価計画

(1)株式会社と株式

学習活動 ・身近な株式会社を挙げ、多くの商品やサービスを株式会社が生み出していることに気づかせる。そこから株式会社制度を知り、株主の権利を理解させる。
・(追加例)「もし会社をつくるとしたらどんな準備が必要か?」といった問いかけから、資金調達の必要性と株式の役割を認識させる。
指導の留意点:狙いと評価 【狙い】
・株式会社とはどういう会社をいうのかを理解させる。
・投資する(株主になる)とはどういうことかを理解させる。
・どのような点で株式会社制度が優れたシステムであるか考えさせる。
【評価】
・株式会社の特徴を挙げられる。
・株主の3つの権利を選択肢から取捨選択できる。
・株式会社がなぜ誕生したかを説明できる。

(2)株式市場とは

学習活動 ・「株式はどこで売買されているか」を問いかけ、証券会社と証券取引所の存在を理解させる。
・公正で円滑な株式の売買を行うために必要なルールについて認識させる。
指導の留意点:狙いと評価 【狙い】
・発行市場と流通市場の違いを知る。
・株式市場における証券会社と証券取引所の役割を知る。
・株式の売買の流れ(概略)を理解させる。
・売買の成立のルール概要を理解させる。
【評価】
・発行市場と流通市場の違いが答えられる。
・投資家がどこで注文し、注文はどこで取引されるかを言える。
・取引成立のルールを説明できる(価格優先、時間優先、成行注文の優先)。

(3)株価はなぜ動く

学習活動 ・株価の変動をグラフなどで見ることで、毎日株価が変動していることに気づかせ、株価がなぜ変動するか考えさせる。
・1ドルのモノを買う場合、1ドルで海外にモノを売る場合にわけて、それぞれ日本円に換算するときに、外国為替相場の影響を受ける点を考えさせる。また、企業に置き換え、企業の業績にどのような影響があるかを認識させる。
指導の留意点:狙いと評価 【狙い】
・株価変動には、複数の要因があることを理解させる。
・会社自体の要因と、市場全体の要因の2つに大別できることを理解させる。
・円安と円高について理解させる。
・「個々の株価を調べる手段と、株式市場全体の傾向を知る手段」を理解させる。
【評価】
・株価変動要因を、2つに大別できる。
・外国為替に関する要因で、円高・円安がそれぞれ、輸出企業・輸入企業にどのように影響されるか説明できる。
・株価を調べる手段がいくつか挙げられる。
・株価指数は株式市場全体の傾向を表していることを説明できる。

4.学習の発展

本サイト内のコンテンツで、より詳しく学ぶことができます。

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