1.コンテンツの目標・狙い
知識及び技能
・経済活動を支える金融の仕組みと役割を理解すること。
・政府・企業・家計の間のモノやお金の流れを理解すること。
・現実の経済の動きと経済指標の関係を理解すること。
・直接金融と間接金融の仕組みについて理解すること。
・需要と供給の関係から、モノの価格が決まるメカニズムを理解すること。
・直接金融と間接金融のお金の流れの違いを、概略図で描くなどの技能を身に付けること。
・「需要・供給」の言葉を用いながら、モノの価格が決まるメカニズムを図示する技能を身に付けること。
思考力・判断力・表現力等
・景気や物価の変動が人々の生活に影響を及ぼすことについて多面的、多角的に考察し、表現すること。
・よりよい社会、生活を実現するために金融機関との関わりが必要であることについて多面的、多角的に考察し、表現すること。
・市場経済の仕組みや働きについて、需要と供給の関係から考察し、表現すること。
2.指導の前提
・教科書の中で、金融や銀行、日本銀行などの役割について学習し、預金・貸し出し・利子などの基本事項を学んでいること。
・コンテンツ「経済のしくみ」では、事前に教科書で市場や価格、モノの生産活動などを学んでおくことで、コンテンツの理解を助けます。
3.指導・評価計画
(1)金融のしくみと役割
学習活動 | ・「いま欲しいものがあるか」「お金が足りない分をどうするか」を問う。借りるという手段に対し「金融」を出し、もし、金融が存在しなかったらどうなるかを考えさせる。 ・預貯金をしているか問いかけ、そのお金が間接的に企業などに貸し出されていることを認識させる。 ・政府や企業がお金を集める方法として、直接金融があること、その特徴(お金の提供先を直接選べること)を認識させる。 |
---|---|
指導の留意点:狙いと評価 | 【狙い】 ・金融を利用する動機やお金の動きを理解させる。 ・経済の3主体がそれぞれ金融に関わりがあることを理解させる。 ・直接金融と間接金融の違いを理解させる。 【評価】 ・金融が経済活動を支えていることが述べられる。 ・経済の3主体を挙げ、どのようにモノやお金が流れているか述べられる。 ・株式/債券/借入れが、直接/間接金融のどちらなのか答えられる。 ・直接金融と間接金融の違いが答えられる。 |
(2)経済のしくみ
学習活動 | ・身の回りのモノやサービスに目を向け、そこから経済の成長率、GDP等に関心を持たせる。 ・景気が良い場合と悪い場合を、それぞれ身近な例から取り上げて、循環することに気がつかせる。 ・野菜やサンマなど、価格が高騰する例を挙げさせ、モノの価格の決まり方やインフレ等を説明する。 |
---|---|
指導の留意点:狙いと評価 | 【狙い】 ・GDP、経済成長率の概念を理解させる。 ・景気の良い状態と、景気の悪い状態の違いを認識させる。 ・モノの価格が決まる原理と、インフレ/デフレという現象を理解させる。 【評価】 ・経済成長率の高い国をいくつか挙げられる。 ・景気が良い/悪い時の、お金や消費の状況を説明できる。 ・需要と供給という言葉を使いながら、それがどういう関係において価格が変化するかが説明できる。インフレ/デフレ状況も合わせて説明できる。 |
4.学習の発展
本サイト内のコンテンツで、詳細および関連した知識を学習できます。
関連コンテンツ
マンガで学ぶ!金融経済 | 「債券の講座/株式会社と債券」 「資産形成とライフプランの講座/資産形成とは、資産運用をする」 |
---|---|
金融経済に関わる組織 | 「株式会社」 「証券会社」 「銀行」 「日本銀行」 「金融庁」 |
授業用副教材 | 「体験して学ぼう!金融・経済・起業 金融クエスト」 「株式会社をつくろう!~ミスターXからの挑戦状~」 「株式会社制度と証券市場」 「潜入!みんなの経済ワールド」 |
印刷用PDF(PDF:88KB)