金融・証券用語集
ブックビルディング方式
(ぶっくびるでぃんぐほうしき)
意味
新たに株式を発行する場合の公募価格を決める際に、投資家の需要状況に応じて公募価格を決定する方式のことをいう。
解説
このほかに、「入札方式」がありますが、一般投資家による入札結果に基づき公募価格が設定されるため、公募価格が高騰しやすく、上場後、価格が急落する等、株式の円滑な流通に支障をきたすなどの問題点があります。
現在では、国際的にも整合性があり、市場機能による適正な価格形成が期待できるということから、ブックビルディング方式で公募価格が決定されています。