金融・証券用語集

MRF
(えむあーるえふ)

意味

証券総合口座で、投資資金を待機させておくための追加型公社債投資信託のこと。マネー・リザーブ・ファンドの略称。

解説

元本は保証されていませんが、流動性と安全性を確保するため、運用対象を格付け・残存期間などで厳しく定めており、高格付けの債券のほか、コマーシャルペーパー譲渡性預金証書などの短期金融商品で運用されています。
収益分配金を毎日計算し、月末に分配金に対する税金を差し引いて一括して再投資します。いつでも手数料なしで1円単位で入出金できます。
株式・債券などを買い付けた場合にはMRFを自動解約し、逆に株式・債券などを売却した場合には自動的にMRFを買い付けるなどの機能があります。

MRFは短期証券や格付けの高い公社債などで運用されるため安全性が高く、また普通預金と比べると利回りも高くなっています。さらに1円からの預け入れ、即日換金(手数料なし)など、従来の公社債投資信託にはなかった流動性の面にも優れているのが特徴です。

関連用語を調べる