金融・証券用語集
店頭取引
(てんとうとりひき)
意味
証券取引所を通さず、証券会社が自ら投資家の売買の相手となる取引(相対取引)のこと。
解説
店頭取引は、取引する証券会社によって取引価格が異なることがあります。
日本では、株式売買は取引所取引が中心であるのに対して、債券売買のほとんどは店頭取引で行われています。
その理由として、株式の場合は新たに発行された株式も前に発行された株式も同一の株式として扱われますが、債券は、同じ国や会社などが発行しても、発行のつど償還時期、利率等の条件が異なり別々の債券として扱われるため種類が多すぎて、取引所で売買を成立させることが難しいからです。