金融・証券用語集

株式ミニ投資
(かぶしきみにとうし)

意味

通常の株式投資の10分の1の株数で投資ができる取引方法。

解説

例えば、100株単位で買う必要のある株式の株価が1,000円だった場合、最低でも10万円が必要ですが、「株式ミニ投資」では10分の1の10株単位で買うことができるため、1万円から購入できます。
少額で投資ができるため、複数銘柄を組み合わせた銘柄分散や、何回かに分けて買い付ける時間分散など、リスクを低減させたいときに便利です。例えば、輸出関連株と内需関連株、コンピュータと自動車と小売など業種を分散させるなど、さまざまな手法があります。

配当金は、保有株数に応じて分配されます。例えば、売買単位100株で配当金が1株50円の株式を10株持っている場合、分配される配当金は500円。20株なら1,000円です。株式分割は、1株を1.1株に(1株が1.1株に増えるという意味)分割する場合、10株持っている人の株数は、株式分割後11株になります。
一方で、基本的に議決権・株主優待はもらえません(保有株数が単元株式数に達した場合は、議決権や株主優待をもらう権利を得ることができます)。また、本取引は取り扱っている証券会社も限られていますので、お取扱いの有無については証券会社のホームページなどで調べてみてください。

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